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アオノツガザクラ[青の栂桜]
ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木。高山植物。
北海道から本州中部地方以北に分布し、高山帯の雪渓わきなどの適度に湿り気のある岩場や草地に生育する。
花期は7-8月。枝先に4-10個の花を下向きにつける。花柄は細く、長さ1.5-2cmになり、微毛と腺毛が生える。萼片は広披針形で緑色になり、長さ4-5mmになり、花冠の半ばまでに達し、背面下部に腺毛が生える。花冠は淡い黄緑色で、長さ6-7mmの壷型になり、すぼまった先端が浅く5裂する。果実は長さ4mmの蒴果となり、上を向く。
名前は青っぽい花をつけるツガザクラという意味である。
2018年7月21日千畳敷カールにて