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ハナズオウ[花蘇芳]
中国原産のマメ科ジャケツイバラ亜科の落葉低木で、春に咲く花が美しいためよく栽培される。
蘇芳花(スオウバナ)とも呼ぶ。
高さは2-3mになり、葉はハート形でつやがあり、葉柄の両端は少し膨らむ。早春に枝に花芽を多数つけ、3-4月頃葉に先立って開花する。花には花柄がなく、枝から直接に花がついている。花は紅色から赤紫(白花品種もある)で長さ1cmほどの蝶形花。開花後、長さ数cmの豆果をつけ、秋から冬に黒褐色に熟す。
花蘇芳の名は、花弁の色がスオウ(蘇芳)で染めた色に似ているため。
2021年4月16日東秩父村にて