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ヒメサユリ[姫早百合・姫小百合]
オトメユリ(乙女百合)はユリ科ユリ属の植物のひとつ。別名、ヒメサユリ(姫早百合・姫小百合)。
自生している地域では、「オトメユリ」よりも「ヒメサユリ」で知られている場合が多い。
日本特産のユリで、宮城県南部、及び新潟県、福島県、山形県が県境を接する飯豊連峰、吾妻山、守門岳、朝日連峰、周辺にしか群生していない貴重な植物。
野生種は環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)、及び国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」ではEndangered (EN)に指定されている絶滅危惧種でもある。
高さは30-50cm程度。鱗茎は卵形で、葉は広披針形をしている。開花時期は6月から8月で、花は筒形で横向きに開く。 花径は5-6cm程、長さは8cm程度。花は薄いピンク色で斑点がないのが特徴。ヤマユリほどではないが、花の香りは甘くとても濃厚である。 尚、良く似たユリにササユリがあるが、オトメユリはおしべの先が黄色くなっているところで区別される。
2019年6月23日浅草岳山域鬼ケ面山手前にて