索引ページ>クリンソウ
クリンソウ[九輪草]
クリンソウは、日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草
北海道、本州、四国の山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、せせらぎや渓谷の湿地などに時に群生する。
高さ30-90cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型である。
10-20cmほどの鋸歯を持つ葉のロゼットを作り、花季となる4-6月にその中心から花茎が伸びる。
花は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから名前の由来となっている。 花の色は濃い紅紫色(径2-2.5cm)が普通だが、ときにピンクや白、絞り咲きなどの変種も見られる。
2019年6月15日 日光千手ヶ浜にて