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ムラサキケマン[紫華鬘]
キケマン属の越年草。
茎は真っ直ぐに立ち、高さは30-50cmほど。茎には複数の葉がつき、それぞれ斜め上に伸びて2-3回3出複葉、小葉は扇形に近く、先端は丸くて、丸い鋸歯がある。葉質は薄くて柔らかく、つやを欠く。
花期は4-6月で、赤紫色の長さ2cmでキケマン属に独特の筒状の花を咲かせる。
全草にプロトピンを含み有毒。誤食すれば嘔吐・呼吸麻痺・心臓麻痺などを引き起こす。 山菜であるシャク (植物)と生育場所や葉の形が非常によく似ているため、注意が必要である。
2021年4月16日東秩父村にて