Since 1992湯遊会
八幡平玉川温泉~横手南郷温泉
2015年秋
2015年10月25日~10月27日
今年で4回目の東北応援ツアーです。今回は秋田県へ
今年も誰かさんの強い希望で、八幡平の温泉に入りたい。
白神山地から黄金崎の不老ふ死温泉へも入りたいと欲張りな計画のスタートです。
まず八幡平の山の中の藤七温泉を候補に上げました。
しかし、訪問予定の10月25日で冬季の休業に入ってしまい、ここは断念し、湯治場で有名な玉川温泉へ初日は行くことにしました。
(ここはpH1.2の強塩酸の温泉です。他に北投石の岩盤浴も有名です)
二日目は角館の武家屋敷の紅葉がいい頃なので散策をして、泊まりは秋田県南部の横手・湯沢地方の温泉を探した結果、横手市東部の南郷温泉
(ここは2種類の源泉があるそうなので)に決定。
白神~不老ふ死温泉はあまりにも遠いので、別途計画を立てることにしました。
10月25日朝5:00出発
写真:左は休憩地点の那須高原 中は前沢SAでの昼食じゃじゃ麺 右は給油の紫波SA(写真をクリックすると連続表示)
関越道~北関東道~東北自動車道で一気に岩手の松尾八幡平を目指します。
八幡平アスピーテラインを通り、あわよくば店じまいの藤七温泉の立ち寄り湯に入りつつ玉川温泉へのコース。
西風に煽られながら北上し、花巻を過ぎたあたりで、ガソリン補給のサインが点灯。
やむなく紫波SAのちょっと高めのスタンドで補給します。
この前後から、晴れの間に小雨が降るような冬型の天気となり、八幡平の山越えが心配になります。
安全を期して、手前の盛岡南I.Cで降りて雫石、田沢湖経由にコース変更。
途中で秋田駒ケ岳の山頂に雪らしきものを発見し、コース変更が正解だったことを確認しました。
(後で分かったのですが、アスピーテラインは通行止めだったとのこと)
田沢湖の東を北上して、秋扇湖・宝仙湖の脇を通り4時過ぎに玉川温泉着。
ついてすぐ、弱い雪が舞い出しました。明日が心配です。
玉川温泉に早速入ります。
宿のHPはこちら
湯船がたくさんあって、それぞれに源泉100%とか50%とか書いてあります。
あまりにも酸性が強いので、ちょっとした皮膚の傷でもピリピリします。
筆者には、源泉50%の泡風呂が調度良かったみたいです。
食事もまあまあ(右の写真参照)、部屋はいかにも湯治場の旅館といった感じですが、
トイレなどの設備はウォシュレット付でなかなかいい感じです。
10月26日朝、玉川温泉の廻りを散策して田沢湖・抱返り渓谷へ
翌朝心配した雪は殆ど積もっておらず、フロントガラスに痕跡が少しという感じ。
帰り際に、岩盤浴の場所や源泉が噴き出しているところなどを見て回り、そのスケールの大きさやたくさんの人々が訪れている様子に感心しきりです。
田沢湖に向かい、たつこ像がある湖西でニジマスの餌付けを見たりしながら、今頃がいいという抱返り渓谷に行きます。
ところが、紅葉はまだまだという感じで、早々に引き上げて角館武家屋敷へ向かう。
26日昼、角館武家屋敷へ
角館では川沿いの駐車場に車を置き、そばきり長助で昼の十割そばを食べた後、武家屋敷街を散策して黒板塀や紅葉を堪能。
くら吉で「生あんもろこし」のおみやげを購入。その他稲庭うどんなども。
角館を堪能した後、今夜の宿南郷温泉に向かいます。
10月27日は秋田の各所を巡りながら帰路につきます。
南郷温泉共林荘、はいかにも田舎の里といった感じの風景の中にポツンとありました。
宿のHPはこちら
部屋は特別室という名前の部屋で、二間続きです。
温泉は、本館元湯と新館大浴場があり、大浴場には露天風呂もあります。
泉質は元湯が単純硫黄泉でかなりぬるぬるして肌にいいとのこと。
大浴場はすこしサラサラのナトリウムが多い単純泉。
ジェットバスや泡風呂のスイッチが付いているのだが動作はしなかった。
ここの食事はかなり豪華で、天ぷらも保温用の火が下から炙っているような気遣いが有り大変満足しました。
南郷温泉を後にして、横手市の秋田ふるさと村に立ち寄ります。
開館(9:30)と同時に入り、ふるさと市場のおみやげ街でめずらしい日本酒をゲット。
ふるさと村HPはこちら
このあと小安峡(おやすきょう)へ
ここでは、紅葉も最高潮で、何よりも温泉の蒸気が勢い良く噴き出している様子を見て回ります。
なかなか見どころのあるところでした。
この後、栗駒山の南側を通って東北自動車道築館I.Cへ向かいます。
秋田から宮城に入って峠を下ると仙台藩寒湯番所跡がありました。
ここは温湯温泉の宿の隣にあり、なかなか立派なです。
花山湖の脇に道の駅自然薯の館がありここで自然薯蕎麦の昼食をとりあとは帰路につく。
秋田県はやはり遠いです。今回の走行距離は1,370kmになりました。
軽でよく走ったものです。燃費は21km/1リットル程度でしょうか。
大変満足できた旅でした。